D-STARシステムとは、JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)が開発した、音声通信やデータ通信をデジタル方式で行う新通信方式で、レピータを中継して幹線系通信で接続するデジタル通信システムです。
レピータを使わないローカル局間のトランシーバー単体同士での交信やデータ通信にも活用できます。
デジタル音声通信では、コールサインを指定した待ち受け受信も簡単にできます。
また、デジタルデータ通信を気の合うローカル局が集まって活用すれば、ローカル局間のパソコンデータのネットワーク共有など無線LAN的な使い方も、簡単な設定だけでできます。
同じレピータエリア内の局と相手のコールサインを指定し、レピータを介して交信することができます。
RPT1に自局からのアップリンクのレピータ、RPT2には相手局へのダウンリンクのレピータコールサインを設定します。
※ID-1本体で設定する場合は本体のメモリ機能を使って、レピータや相手局のコールサインなどを設定します。
異なるゾーンの局と相手のコールサインを指定し、レピータおよびインターネットを介して交信することができます。
RPT1に自局からのアップリンクのレピータ、RPT2にはそのゾーンのGW(ゲートウェイ)が接続しているレピータコールサイン+末尾に「G」を設定します。
※ID-1本体で設定する場合は本体のメモリ機能を使って、レピータや相手局のコールサインなどを設定します。
CQを出したいゾーンのレピータを指定することで、希望ゾーンで不特定多数の局に呼びかけることができます。
※ゲートウェイを介するインターネット接続や他のゾーンのレピータへの接続に必要な情報の管理はJARLの管理サーバーが行うため、事前にJARLに登録し、D-STARトランシーバーに設定するIPアドレスの貸与を受ける必要があります。
相手局には最初に「/」を入れ、その後にCQを出したいレピータのコールサインを設定。
RPT1には自局のアップリンクレピータ、RPT2にはそのゾーンのGWの接続しているレピータコールサイン+末尾に「G」を設定します。※ID-1本体で設定する場合は本体のメモリ機能を使って、レピータや相手局のコールサインなどを設定します。
ゲートウェイに接続しているレピータを介して、インターネットにアクセスすることができます。
※ゲートウェイを介するインターネット接続や他のゾーンのレピータへの接続に必要な情報の管理はJARLの管理サーバーが行うため、事前にJARLに登録し、D-STARトランシーバーに設定するIPアドレスの貸与を受ける必要があります。
相手局にはそのゾーンのGWに接続しているレピータコールサイン、RPT1には自局のアップリンクのレピータコールサイン、RPT2に相手局で設定したコールサイン+末尾に「G]を設定します。
相手局のスペースには、コールサインのみ入力してください。
※ID-1本体で設定する場合は本体のメモリ機能を使って、レピータや相手局のコールサインなどを設定します。
D-STARレピータは、北海道地区2局、東北地区1局、関東地区7局、東海地区5局、関西地区6局、中国地区1局、四国地区2局、九州地区1局が開設し、全国的に広がっています。(平成18年5月現在)
音声⇔データ変換器、デジタルトランシーバー、インターネット回線などを介して、遠隔地で受信したアマチュア無線の音声を聞くことができます。
他地域での電波状態などを把握、分析することが可能です。
※ゲートウェイを介するインターネット接続や他のゾーンのレピータへの接続に必要な情報の管理はJARLの管理サーバーが行うため、事前にJARLに登録し、D-STARトランシーバーに設定するIPアドレスの貸与を受ける必要があります。
ID-1にWebカメラを接続すると遠隔地からその画像(動画ではなく、一定時間ごとに送られてくる静止画)を見ることができます。
※ゲートウェイを介するインターネット接続や他のゾーンのレピータへの接続に必要な情報の管理はJARLの管理サーバーが行うため、事前にJARLに登録し、D-STARトランシーバーに設定するIPアドレスの貸与を受ける必要があります。
上記内容は、アイコム・JARLのホームページのD-STARに関するページを参考にしております。
(※D-STARは社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です。)
D-STARについての詳しい内容は「JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のホームページ」、「ICOMのホームページ D-STERカンタンガイドブック」、「ICOMのホームページのこれだけは知っておきたい基礎知識」をご覧ください。
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