★★★ D-STARとは? ★★★ | ||
D-STARシステムとは、JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)が開発した 音声通信やデータ通信をデジタル方式で行う新通信方式で、 レピータを中継して幹線系通信で接続するデジタル通信システムです。 |
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【主な特徴】 | ||
1.レピーター局やアシスト局、インターネットを経由することで、遠距離通信が可能です。 2.デジタル音声通信では、アナログ音声通信にある変調度の変化が非常に少なく、ノイズのないクリアな受信音質で交信が楽しめます。デジタル通信による雑音のない快適な待ち受け受信が可能で、高品質音声通信ができます。 3.D-STAR対応のトランシーバーには、コールサインなどの情報を設定して、音声データと同時に送信するような機能がありますので、交信相手局コールサインを指定した「ノイズのない快適な待ち受け受信」が可能です。 4.D-STARのデジタル音声通信では、音声と同時に静止画像などの小さなデータを添付して送信することも可能です。 レピータを使わないローカル局間のトランシーバー単体同士での交信やデータ通信にも活用できます。 デジタル音声通信では、コールサインを指定した待ち受け受信も簡単にできます。 また、デジタルデータ通信を気の合うローカル局が集まって活用すれば、ローカル局間のパソコンデータのネットワーク共有など無線LAN的な使い方も、簡単な設定だけでできます。 |
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★★★目的別設定法(ID-1)★★★ | ||
■ レピータエリア内の局と交信したい ■ | ||
同じレピータエリア内の局と相手のコールサインを指定し、レピータを介して交信することができます。 ≪レピータエリア内の局と交信≫ ![]() |
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ID-1(JA3YUA局)の設定 RPT1に自局からのアップリンクのレピータ、 RPT2には相手局へのダウンリンクのレピータコールサインを設定します。 ![]() ※ID-1本体で設定する場合は本体のメモリ機能を使って、レピータや相手局のコールサイン等を設定します。 |
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■ 異なるゾーンの局と交信したい ■ | ||
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ID-1(JA3YUA局)の設定 RPT1に自局からのアップリンクのレピータ、 RPT2にはそのゾーンのGW(ゲートウェイ)が接続しているレピータコールサイン+末尾に「G」を設定します。 ![]() ※ID-1本体で設定する場合は本体のメモリ機能を使って、レピータや相手局のコールサイン等を設定します。 |
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■ 他のゾーンでCQを出したい ■ | ||
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ID-1(JA3YUA局)の設定 相手局には最初に「/」を入れ、その後にCQを出したいレピータのコールサインを設定。 RPT1には自局のアップリンクレピータ、 RPT2にはそのゾーンのGWの接続しているレピータコールサイン+末尾に「G」を設定します。 ![]() ※ID-1本体で設定する場合は本体のメモリ機能を使って、レピータや相手局のコールサイン等を設定します。 |
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■ インターネットにアクセスしたい ■ | ||
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ID-1(JA3YUA局)の設定 相手局にはそのゾーンのGWに接続しているレピータコールサイン、 RPT1には自局のアップリンクのレピータコールサイン、 RPT2に相手局で設定したコールサイン+末尾に「G]を設定します。 相手局のスペースには、コールサインのみ入力してください。 ![]() ※ID-1本体で設定する場合は本体のメモリ機能を使って、レピータや相手局のコールサイン等を設定します。 |
★★★ アイデア次第でどんどん広がるD-STARの世界★★★ | |||
D-STARレピータは、北海道地区2局、東北地区1局、関東地区7局、東海地区5局、関西地区6局、中国地区1局、四国地区2局、九州地区1局が開設し、全国的に拡がっています。 (平成18年5月現在) |
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■ 遠隔受信 ■ | |||
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■ 遠隔モニター ■ | |||
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上記内容は、アイコム・JARLのホームページのD-STARに関するぺーじを参考にしております。 ※D-STARは社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です。 |
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